同人誌の作り方③~ペン先選び~
に続き第三回です。
ペン入れを始める前にどのペンを使うかを考えましょう。
パソコンソフトでペン入れしちゃうから必要ないよ!って元も子もないことは言わないで!個人的にはペン入れはアナログのほうが早いとおもっております…
一通り試してやれば自分に合うのもすぐ見つかると思います…
が、全部買うとけっこうな額になりますよね。今や僕も社会人なので、ペン先くらいならそんなに苦もなく買えますが、合わなかったらたぶん二度と使わないもの…
経済的にしんどい人もいると思うので、できればペン先選びは失敗したくないですよね。
とりあえずうちにあるペン先を一通り紹介して、自分に合うものの目安にしてもらえればと思います。
ペンの種類
1.カブラペン
今メインで使っているペンです。
とりあえずこいつを基準にしてお話していきたいと思います。
わりかし昔からあるペン先で、形からスプーンペン、たまペン、さじペンとも呼ばれています。有名どころの漫画家の先生方はこれを使っているイメージ。
けっこう固くて先が開きにくいので先が開きにくく、細い線が描けると言われています。
2.Gペン
こないだまで使っていたペン。
カブラペンに比べると先がやわらかくて太い線が描ける。
その分力のコントロールがしやすく、線のメリハリがつけやすい。
3.丸ペン
描き始めの頃は使っていたペン。
ペン先がすごい固くて開かない。この中では一番固く、一番細い線が描ける。
曲線を描こうとすると、ガリっとなってインクが出ないので、背景の直線描くのにおすすめ。
4.日本字ペン
買っただけでほぼ使ったことない。
Gペンよりはやわらかい。
絵というよりかは、字を書くのに向いているみたい。
強弱も試したことない…
筆者の使用した印象
僕はかなり筆圧が弱いです。どのくらい弱いかと言うと、シャープペンシル2Bを使って他の人のHとか下手したらFレベルの濃さでしか書けないレベルです。
学生時代は下敷きを使わなくても裏写りしたこともないし、当然ペンダコもできたことがありません。
そんな僕なので当然柔らかいペン先がいいだろうということで、最初はGペンを選択しました。
その時の線画がこちら
こんな感じ。
ほんで、次にカブラペンに変えてからの線画がこちら
うーん…あんまりわからないかもしれないんですが、Gペンのときは全体的に太めの線なのですが、カブラペンのほうは細いほうがかなり細くなっているのです。
輪郭部分がまだわかりますかね。
Gペンの時はかなり力を抜いて描いて上の太さが出ていたので、力加減が逆に難しく、線が震えることもありました。
カブラペンのほうは力加減としては、シャープペンシルに近い感覚で描くことができました。
なので個人的にはカブラペンのほうがお勧めです。
同人誌を作る場合は、原稿用紙を原寸で使用するのであまり太い線がでるよあまりスッキリ見えないのがあまり好きではないです。
おそらくプロの場合は原稿用紙が大きめで、縮小して使うからGペンくらい太いほうがいいのかなぁというイメージです。
さらにカブラペンの場合、ペンを横にすべらせると、さらに細い線で描けたり、インクを乗せた部分を寝かせるとかなり線が太くなったりするので、筆圧の弱い人でもメリハリが自由自在です!
人によったら髪の毛は丸ペンで体はGペンみたいな使い分けをする人もいるようですが、個人的にはこのペンで全ての線の太さが出ると思っております(笑)
他にもメーカーや素材によって固さが多少違うみたいですが、最初はあまり細かくなくていいかと思います。
もう少し細かく説明しているのはやはりメーカーサイトでした…
気が向いたらもう少し詳しく解説できるようにしたいと思います。
というわけで、ペン先の紹介を今回はしました。
次回はペン軸ですかね。
とにかく個人的にはカブラペンおすすめです!ぜひ最初はそれを使ってみてください。
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